ダイヤモンドリリー、どこにある? ~5thシングル「探せダイヤモンドリリー」MV考察と妄想~
こんにちは2019、よろしくね令和!
まーたしてもブログの更新が滞っておりましたどうもこんばんは。
専らTwitterに住み着いてしまうBBAとしては、コンスタントにブログを更新できる大場花菜ちゃんやっぱり偉いですね。(褒めたいだけ)
ところで沼の住人の皆さん、
ダイヤモンドリリー、見つかりました?
来る4月24日、=LOVEの5thシングル「探せ、ダイヤモンドリリー」がリリースされます!パチパチパチ!
やってきました待望の春ソング!!!!!!天才!!ヒューヒュー!!!
【定期】ビジュアルがいい。
今回もまぁ衣装が可愛いこと可愛いこと。
オサレカンパニーパイセン天才かよ・・・・
ということで先日公開されました待望のMVを丁寧に追いながら、間もなく現役アイドルを卒業する分かりてプロデューサー指原莉乃が想いを詰め込んだ歌詞を紐解いていきたいと思います。
3rdシングルの考察でも前釈を挿れましたが、あくまでも一ヲタクの妄想ワールドなので、御拝読いただく皆様にあたりましてはどうぞお手柔らかにお願いします。
感想や追記等々に関しましては糖質のみ受け付けておりますのでぜひお気軽に!(ゆとり)
舞台は女学校。都会から離れたノスタルジックな雰囲気漂う校舎に通う女子生徒たちの物語。
「瞳 —もうすぐ行っちゃうよ」
冒頭、まだ少し寒さが残っていそうな光の中
ものいいたげな眼差しで瞳を見つめるみりにゃ
彼女たちのクラスメイトであるなぎさは東京にある芸能事務所からスカウトを受けたのでした。
スカウトマンとの約束は4月24日。
もう時間がないのに・・・。
はしゃぐクラスメイトたちの真ん中でなぎさが戸惑うのには理由がありました。
「会えなくなるんだね」
夢を追いかけるということが意味するのは 今の環境を捨てるということ
そして、みんなと、瞳とお別れしなくてはならないということ
特別仲が良かった2人は時々ブローチを交換しながらいろんなことを語り合うのでした
今回のMVにおいてとっても大事な役割を担う各メンバーの付けている
押し花の入っているブローチ
瞳のブローチに入っているのは「ダイヤモンドリリー」、別名ネリネの花。
なぎさのブローチに入っているはオレンジ色の「アジサイ」と「ビオラ」。
この或る意味対極する花言葉をもつ二種類の花が物語を紡いでいきます。
はらり花びら舞う 古い校舎眺め 桜の歌口ずさんだ
Ah みりにゃーたんのリップシーン、いい・・・!!!!!
残った5つのボタン ため息一つ 春風が吸い込む
制服のワイシャツのボタンは全部で6つがオーソドックス。
きっと第二ボタンは「君」ではなく別の誰かの手に渡ったのかなぁ。
だって「僕」は「君」に好きと言えていないから。
桜の花びらと一緒に優しく吹いてきた春風が ほんの少しの後悔と迷いが残る「僕」の背中をちょっとだけ強引に押してる様な気がします。
夢を追いかける為に別離を選んだなぎさは、懐かしい校舎に背中を向ける
みりにゃのブローチには紫色の「ビオラ」
花言葉にはたいてい色別の細かいものとその花全体の含有する花言葉の二種類が有ります。
そして紫色のビオラは「You occupy my thoughts.(あなたのことで頭がいっぱい)」
同じ寮部屋で過ごした3人での思い出は、みりにゃにとって大切で
中でも瞳に対する想いは特別だったのかな。瞳(あなた)のことで頭がいっぱいになるくらいに。
だからこそ冒頭のタイトルシーンで、ブローチを交換し合う瞳となぎさを少し離れたところで寂し気に見つめていたのかも。
別れの時が着実に迫る中で、想いをしたためた手紙を渡すことすらできない瞳の代わりに みりにゃは手紙をなぎさに手渡します。
なぎさのブローチに入ったアジサイの花言葉は「あなたは冷たい」
友情を捨てて夢を追いかけることを瞳はどう思っているんだろう。
裏切ったって、捨てられたって思っているのかな?私は、冷たい人なのかな?
手紙を受け取ったなぎさの笑顔はどこか切ない。
だからこの手紙、今は読めない、とでも言いたげ。
この花が好きだと 教えてくれた
いいぞ大場花菜。いいぞいいぞ!!!!(突然の推しメンステマモード)
街路樹色づく時だった
野口街路樹色づく時だった衣織ちゃん is 天才か??????????
街路樹として一般的によく植えられるのは⑴けや木⑵桜⑶銀杏だそう。
色づく、ってことは銀杏、で、秋を指すのかな。
秋口にネリネの花の話をした「僕」と「君」
きっともともと仲が良くて一緒に帰るくらいだから幼馴染だったのかもしれない
その笑顔に恋をした 戸惑う刹那
ふとした瞬間の笑顔で、一瞬で恋に堕ちた
刹那=あまりにも一瞬の出来事すぎて自分の気持ちの変化に戸惑う「僕」
時間は駆け足 過ぎてく
でも時の流れは止められない。別れの時は確実にすぐそこまで来ている。
衣織のブローチに入っているのは青のアジサイとカスミソウ。
カスミソウってもともと日本に無い花だって皆さん知ってました?
そんなカスミソウが意味するところ。
転校生で且つ冷淡な性格だからこそなかなかクラスに馴染めなかった青いアジサイの彼女を救ってくれたのは純真で天真爛漫なオレンジのビオラ。
フランネルフラワーのブローチを持った沙夏と結び付けてくれたおかげで
冷淡な彼女は誠実な女性になった。
会えなくなるんだね 最後の教室で
揺れるカーテンと細い髪 あー、ダメだ
会えなくなるんだね 僕は黙ったままで
時計の針の音が 切なく重く響く
今まで一緒に過ごした教室。だけど去りゆく君と同じ時間を過ごすことはもうなくて
別れを伝えたその時、ただただ沈黙の中に時計の針の音が聞こえる。
(´;ω;`)ウゥゥ
(突然の顔文字で雰囲気ぶち壊しそれな!)
探せ探せ探せダイヤモンドリリー 今は気づけないままで
こっちは人が多くて 少し窮屈だよ そっちはどう 楽しんでる?
二番Aメロは別れて生活を始めてからの2人。
都会に出てきた「僕」は慣れない窮屈な街で「君」を想う。
そしてちょっとだけ皮肉を込めて、「僕がいなくても楽しんでる?」なんて聞いてみたくなる。
私がいなくなることを瞳はどう思っているんだろう。
話したいのに話せない。気持ちを確かめることができない。
なぎの目の演技いいなぁ。映えるなぁ。。
今雑踏に紛れて ため息一つ 春風は吹かない
春先まで住んでいた町では優しく吹き抜けた春風だけど
ビルが多くて窮屈な都会ではその隙間と余裕すらなくて
「僕」のため息だけが下に落ちていく
結局「さよなら」も本当の気持ちも言えないまま なぎさは旅立っていく
君は知っていたのかな あの花言葉 気持ちのコップは零れてく
ここで云う「あの花」はきっとネリネのこと。
また会える日を楽しみに
会いたい。でももう会えない。
どうしたらいいのか分からないもどかしさと「君」への想いがコップの中から溢れて零れていく。
跪いて「好きだ」なんて キザすぎるかな
奇跡が起きたら 言いたい
なぎさから瞳のことを相談されていた舞香のブローチは白のアジサイ。
寛容な心で二人の気持ちを受け止めて、このままじゃ駄目だからこそ
なんとかしたいと強く願う
でも誰も何も言えないまま なぎさを見送ることすらできないまま
都会へと走り出すバスの出発時刻は着実に迫っていく
そんな止まった時計の針を動かしたのは衣織。
このままでいいわけがない。
なぎさはアジサイのように「冷たい人」ではないことを一番知っているのは衣織だから。だって彼女はオレンジのビオラに救われたから。
カスミソウの花言葉は清らかな心。
青いアジサイの中に包まれた清らかな白い心が衣織を突き動かす。
静かに立ち上がった彼女は何かを探しに教室を出ていきます
そんな衣織を真っ先に追いかける沙夏。
「ねぇ衣織、私も一緒に探すよ」
今すぐ駅に行き 特急飛び乗って 会えたその時に何を思う
すべてを捨てて会いに行き 僕に何が残る
本当は会いに行きたいけど。
都会のその眩しさ 考えること打ち消す
今「僕」が生きていく場所は、居場所は、君がいる街ではないから
結局すべてを失うことはお互いに望んでいることじゃないから
何も残らないのなら、「僕」はここで頑張るよ
きっときっときっと you are my sunshine
今は光射さなくて 見えない
バスを待ちながら、なぎさはやっと瞳からもらった手紙を開く
そこに書いてあった瞳の本当の気持ち
一方教室では出て行った衣織と沙夏の残した沈黙を破って舞香が口を開く
「先生」
授業なんて聞いていられない。
だって大事なクラスメイトが旅立とうとしているのだから。
お別れを言えなかった瞳と、気持ちがわからないまま離れ離れになったなぎさ。
絶対のこのままじゃいけない。
寛容な舞香の心が教室全体の空気を変えていく
ただ、みんながいなくなっても2人は動けなかった。
うつむく瞳を見つめるみりにゃ。
一方何かを探しに行った衣織と沙夏は・・・
一生懸命探してるのに見つからなくてぶーたれるもろはち可愛いよもろはち
そして
なぎさが使っていた机に何かが置いてあるのを見つけた衣織
教室で動けない瞳を動かしたのはみりにゃ
「瞳、このままでいいの?」
たとえ自分の想いが報われなくても、大事な2人が分かり合えるならそれでいい
みりにゃが選んだのはそんな決意
「ねぇ、いいの・・・?」
「行かないでって、言っちゃうから」
苦しそうな瞳の本音が口を突いて出る。
夢を追いかける大好きななぎさを応援したいけど、でも、
会えなくなるのは嫌だから。寂しいから。
でも「行かないで」なんて言ってしまったら、私の気持ちは邪魔になる
なぎさの夢を阻むことになる
だったらいっそ何も言わずにさよならしたいんだ。
もしも映画なら あの花を渡すだろう
これが映画のワンシーンだったら、きっと「君」が大好きだったあの花を渡すのに。
あの花言葉と一緒に。
衣織が見つけたなぎさの机の上に残されていたもの
一つは「あなたは冷たい」
もう一つは「愛する人に会えない」
「また会える日を楽しみに」という意味をもつネリネと
それから「純粋」を意味するオレンジ色のビオラ
「瞳と交換したかったんだ」
素直に、また会える日を楽しみにしてると言いたかった。
でももう会えない。会えないけど会いたい。
ピントの合わないメッセージカードで、瞳の頬に涙がつたっているのが分かりますね
苦しい(´;ω;`)ウゥゥ
(突然の顔文字で雰囲気ぶち壊しそれな!)(2回目)
I need you
私にはあなたが必要なんだ。
「冷たい人」じゃないよ。私は独りで生きていけるわけじゃないから。
そんななぎさからのメッセージ。
ここの野口衣織さんが最高なんだよ全世界の人類へ叫びたいよ!!!!!!
セリフがないのにいろいろ物語れるの、天才か?????
お互いの気持ちが届いた瞬間に、瞳の身体がバス停へと動き出す
絶対に瞳は来ると誰よりも彼女を信じて待っていた舞香。
みんなのもとに瞳、みりにゃ、衣織、沙夏が合流します
「ほら、はやく行くよ」
瞳の背中の最後の一押しはオレンジ色のコデマリとレースフラワーのブローチを持った花菜。
友情を意味するコデマリと、可憐な心を指すレースフラワー。
実はオレンジ色のレースフラワーは存在しないのですが、オレンジという色そのものには「ショックを吸収する」「大切なものは外ではなく内にあることに気づく」という意味合いがあるそう。
なぎさを失うショックと悲しみを明るい笑顔で吸収する花菜。
なんだこれ大場花菜ちゃんそのものかね?
Ah Ah 会えなくなるんだね 最後の教室で
揺れるカーテンと細い髪
ここの大サビソロパート歌っているのが当方の推しメン野口衣織ちゃんです皆さん!!!!!!!!!!!!!
天才でしょ!!!!!!!!!!!
みんながバス停についたのを視界の端に受け止めながらバスに乗り込むなぎさ。
そうでもしないとみんなのもとに戻ってしまいたくなるから。
それぞれが走りながらなぎさの名を呼びなかで、ひときわ苦しそうな声なのは
「辛抱強い愛情」の青いアジサイと「友情」のコデマリを併せ持ったのん乃。
舞香が休業中に深い愛情で彼女を待ち続けたことでも定評のある佐竹のん乃さんらしい優しいブローチだわ・・・これ宛がった人は確実に天才。えらい。
ねぇ今も 君がいない街で星のない空見上げ
離れ離れになっても「君」のことを思って頑張るよ
「僕」にとって太陽だった君がいない僕の世界は今真っ暗な夜だけど
星がなくても、暗くて何も見えなくても、いつか太陽が昇る朝がくるから
あの日の震える目を 僕はいつまで想う
旅立つことを伝えたあの日のことを思うと胸が苦しいけど
僕はここで頑張るね
「瞳、私―」
最後になぎさがひとみに伝えたかった言葉。
MVでは映っていませんが、そのアンサーが「I need you」なんじゃないかなと。
「じゃあね!」
そんななぎさを見て瞳が掛けたのは「行かないで」ではなく「じゃあね」
離れ離れになるけど お互い頑張ろうね
そんな意味を含んだ最後の別れの一言。
ここまで一言も口を開かなかった無口な衣織が一番最後に「またね」とつぶやいているのがまた、ねぇ・・・(´;ω;`)ウゥゥ
探せ探せ探せ ダイヤモンドリリー
ずっとずっと 気づかないふりして
一番では「気づけないまま」だったダイヤモンドリリー
でも今は気づいているけど「気づかないふりをする」
全てを打ち明けて分かり合ったうえで、自分の道を歩いていく決意
春は出会いと別れの季節と言いますが、このMVがまさしくそれ。
夢を追いかけるために上京することの決意は並大抵のものではないと思うのです。
私は生憎その環境ではないがゆえに同意することが難しい心理ではありますが、茨城から上京してきた衣織ちゃんは自分と重なるところが多かったんじゃないかなぁ。。
この曲が持つ切なさと、これからくる春への希望は相対するものが有って
だからこそなんであんなにメンバーたちが笑顔でこの曲を演じているのだと思うんですよね。
ただ悲しいだけじゃないし、どちらかといったらポジティブな曲なんじゃないかなって。
まぁだからこそ悲しさとか切なさも引き立つわけですが。
そしてそれぞれの持つブローチもいいお仕事してますね。
物語を動かすだけではなくて、個々のメンバーに合った花が宛がわれている印象。
本編考察では出す機会のなかったりさちゃんのバーベナは「団結」だし、しょこのクリサンセマムは「誠実」、きあたんは「小さな強さ」と「秘められた情熱」。
彼女たちの性格と想いをきちんと汲んだ花を持ってきてる。
花言葉って本当にたくさんあって、今回結構こじつけだよな大丈夫かなwと思いながら考察した部分もかなり多いのです、それでもやっぱりこのMVを語るうえでは切っても切り離せないものだからこそ、初めてこんなに真剣に花について調べました(笑)
このMVを撮影した監督がcaution の監督と同一人物ということもあってダイヤモンドリリーの属性がヒガンバナ科だったりアジサイの大元が「藍色があつまったもの」だったり、そこかしこに手遅れcautionを連想させるものが散らばっているのも面白い要素だなと。
きっとそこに着目して考察してみるとまた新しいストーリーが透けて面白そうですね。
だからこそまだまだ聞き込みたい一曲です間違いなく。
そしてそして大場の花菜ちゃんがしっかりフォーカスされているのも嬉しいポイント。
衣織ちゃんは言わずもがな。しっかり丁寧に演じている2人は本当に偉い。
リップシーン最高にしびれますね・・・いい顔してるわ
メンバーたちが実際にパフォーマンスしているところもまだ3回しか目にしていないいまだからこそ、まだこれから育っていくであろうこの曲を一度自分の中で整理したくてこのブログを書き始めましたが
こんな時間やん。(明日も仕事です)
いやーイコラブの曲は深くて面白いですね。
これからも推しメンがどんなことを考えながら、想いながらその世界を生きているのかを同じ空間で感じながら5thリリースイベント期間駆け抜けたいです。
と、いうことでそろそろ疲れてきたのでおしまい!
思い出したかのように追記修正するかもしれませんが。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この曲がどう育っていくのか心から楽しみに。