う、ういじゃない!

=LOVE / 野口衣織ちゃんと大場花菜ちゃんのことが大好きでたまらないヲタクの独り言

"閉じ込めて蓋をした 溢れ出る想い" ~=LOVE WINTER TOUR2020 TDCホール初日公演~

 

たぶんTDCホールにここまで固執というかもはや執着に近い念を抱いているのは、きっと自分しかいないのではないかとさえ思う。

 

8年前のあの日

忘れもしないあの冬の日

 

TDCホールで開催されたAKB紅白を以てして、私のかつての推しはアイドルとしての表舞台から姿を消した。

 

AKB48を好きで、現場に足を運ぶということを経験した過去をもつ人なら誰しも、TDCホールは下手したら秋葉原にあるAKB48劇場よりも思い入れの深い場所なのではないかと錯覚する。

 

もちろん私も"それ"であり、前述したように私の大好きだった推しメンはそのステージを最後の大舞台としてグループでの活動に終止符を打った。

 

それ以来勝手に私の中では冬のTDCが忌まわしくて苦しいアイドルヲタク人生の"楔"みたいなものになっていたように思う。本当に勝手にだけど。

 

 

想い出って不思議なもので、「良いこと」だけではなくて、悲しいこととか苦しかったこともちゃんと脳に、身体に刻まれるし、そういうことってどんなに消し去ろうとしても 風の音とか 空気の匂いとか ふとした瞬間の音とか、そういうほんの些細なことであっという間に心のバリアを突き破って表に出てくるから怖いとさえ思う。

 

たぶん、そういう意味では私にとってTDCホールは結構呪縛みたいなものに成っていたんだと思う。忘れもしない別れの場所だったから。でも、大切な想い出の地だから。

 

許せなかった。そんな特別な地でのライブを奪ったコロナが。

すごい勢いで前に、それから上に進んでいく大好きなグループの幻の北関東ツアー。

そのファイナルが本当だったらTDCホールで開催される予定だった。

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そんな経緯があったからこそ、今回の冬ツアーのスタートラインが幻のTDCホールであったことにこれまた勝手な感慨深さを抱いたし、すごくすごく嬉しかったんだ。

 

 

だって、開催できなかった"あの"ツアーは「なかったこと」にされたんじゃなくて、ちゃんと今のイコラブにとっての「スタート」として 会えなかった期間もちゃんと今につながっていることを教えてくれた気がしたから。

 

 

成長を言葉にすること 

 

実はこのツアーの直前、オンラインお話会で衣織ちゃんにハッとすることを言われた。

 

「最近ね、衣織さんの成長が止まってしまっている気がするの」

「それがすごく申し訳なくて」

 

会えなかったこの9か月

そして片手でしか数えることができなかった有人ライブ

 

自分の成長って、ストイックであればあるほどなかなか感じて認めてあげることができないし、ちゃんと成長してるって自分のことを認めてあげるのはなんだか妥協しているみたいでちょっと抵抗がある。

だからこそどうやって自分を認めてあげたら良いか分からない。

 

成長ってそんな飛躍的なものじゃないから、毎日見ている自分じゃ余計に気づけなくて、たまに見る人がその蓄積を目にしたとき「あれ?すごく変わった」って思うものでもあると思う。

 

現に私は今回のツアー初日に限ったことではなくて、9月にあった3周年ライブもそうだし、先月にあったスペシャルライブでも、衣織ちゃんが「止まってしまった」なんて感じた瞬間は一瞬だって無かった。

 

でも彼女にそう思わせてしまったことは、彼女自身のストイックさも勿論あることだけど、大好きで想って彼女の大切にするライブとパフォーマンスへの姿勢の良さと変化を、言葉を以ってして伝えることができていなかったファンの怠惰でもあると思った。

 

だからこそ今回はツアーの感想を敢えて初日公演のこのタイミングでしっかり言葉にして残しておきたいと思っている。

 

衣織ちゃん、

衣織ちゃんは絶対に止まってないから。

いつだって私たちを驚かせて魅せて、そして幸せにしてくれるんだよ。

 

そんな想いは、閉じ込めて蓋をするべきではないし、

ちゃんと私は大好きな人に大好きな理由を伝えたい。

 

 

M1.しゅきぴ

M2.僕らの制服クリスマス

M3.Want you!Want you!

M4.届いてLOVE YOU♡

M5.いらない ツインテール

M6.CAMEO

M7.手遅れcaution

M8.My Voice Is For You

M9.虹の素

M10.推しのいる世界

M11.Sweeteset girl

M12.流星群

M13.スタート!

M14.アイカツハッピーエンド

 

M15.ズルいよ ズルいね

M16.探せ ダイヤモンドリリー

M17.「部活中に目が合うなって思ってたんだ」

M18.「君と私の歌」

M19.=LOVE

 

M20.青春“サブリミナル”

 

EN1.今、この船に乗れ!

EN2.樹愛羅、助けに来たぞ

 

EN3.しゅきぴ

 

度肝を抜かれた。

 

いくら途中に自己紹介とユニットやソロ曲を挟んでいるとはいえ、まさかしょっぱなから14曲ぶっ続きのフルメドレーがあるとは思っていなかったから。

 

セットリストを組むうえで"エモさ"とか、聴いている側のボルテージを左右する流れに重点をおくのはとても必要な観点だし、これは自分で音楽プレーヤーを使って音楽を聴いていても起こることだけど、曲の順番って相当人の気持ちの"高まり"を変動させる。

これは目の前に客の顔が見えない配信ライブにおいては演者の力量を問わずライブ全体としての満足度を高めるテクニックの一つじゃないかと、私はこの自粛期間によりそんなことを考えていた。

 

だけど今回のこのツアー初日におけるセットリストはその流れに頼らない、メンバー自身とグループのもつパワーにかなりの信頼性を置いた流れだと思った。

特にいらツイからcationまでのノンストップさはシンプルに相当体力が必要だし、それからその体力に見合った集中力が必要だ。

どう考えてもキツすぎる。

 

すべてを生歌で勝負するようになったイコラブは、細かい歌割でソロパートが多いから個々のごまかしが効かない。特にパートが多い衣織ちゃんは、ダンスナンバーでも前にいることが多いことに輪をかけて"魅せ"ながらマイクを持たないといけない場面が多い。

 

だからこそ野口衣織のすべてがトランス状態になって本人曰く「入っていた」cationがとんでもなくゾクゾクした。

アーカイブを見なくとも現地でめちゃくちゃハラハラしたCAMEOのふらつき(見ようによっては妖艶さとけだるさ、まぁ俗にいうエッc(ry)と呼吸の荒さから、一気に重くて艶やかな鉄格子が勢いを以ってして眼の奥に堕ちるような冷たさを孕んだ空気に変わったあの瞬間が今でも忘れられない。

 

たぶんあれは体力も気力も飛んでいないとできない「やばさ」があったし、ハラハラしつつも曲の世界に陶酔する自分がいたのも事実だ。

 

衣織さんが魅せてくれる曲の世界はいつだってその空間の一部に自分もいるような感覚にさせてくれるし、そういう魅せ方をしてくれる彼女の底知れないパワーは本当にすごいと思う。まるで舞台でも観ているみたいだ。

休業を経て帰ってきてくれた瞳が曲に融けたおかげで、衣織さんの目の前に広がるcation の世界がまた3rd当時のものになったし、当時はなかった体力面におけるパワーが圧倒的に衣織さんのパフォーマンスの軸を太く強くした。

 

  

思わず次の日「瞳がいたからcation戻したの?」って聞いてしまったけど、トランス状態だった彼女は覚えていないみたいで「えー?覚えてないや」ってへらへらしていた。可愛い。(なんでも可愛い人

  

そして何よりグループ全体がちゃんと同じ方向を向いているのだということがひしひしと伝わってきたのが今回は手遅れcation だった。

初披露から早2年が経ったけれど、お披露目当時のcation は他のメンバーに失礼を承知で書くけどどう見たって「野口衣織と仲間たち」だった。

すべてとは言わないけど、彼女に頼り切っている他のメンバーたちをどういう風に観たらいいのかわからなくて、すごく戸惑ったのを覚えている。

でも今は違う。

もはや違うグループでも見ているかのような感覚にさえなった。

独特なフォーメーションが多いcation だけど、全体を観た時に「美しさ」を感じたのは初めてのことだった。

特に今誰がこのフォーメーションにおける"真ん中"なのかということがちゃんと全員の意識下にあったし、その"真ん中"にすべてを任せてあとはもういいやとなっていたように見えてしまっていたかつてのイコラブはもう存在していなかった。

 

一人ひとりがそこに息をする登場人物として責任をもってステージに立っているんだっていう気概がすごく頼もしかったし、そう感じさせてくれるイコラブのライブが大好きだななんてことを想いながらステージを見つめた。

 

ラストの"愛は 手遅れcation"の瞳パートからそれぞれが閉じ込められた檻の中で息絶えるアウトロは、それこそサブリミナルの歌詞を借りるならば、閉じ込めて蓋をしたいくらい素晴らしかったと思う。

 

 

眼を離していた瞬間の出来事

 

そこから一変した空気で、まるで冷たいガラスが一気に砕けて両手いっぱいの光が彼女から射すように始まったMy voice is for youがとても良かった・・・・

 

最近沙夏ちゃんの変化に見張る瞬間があまりに多くて、驚いてしまう。

 

特に先日公開された青春"サブリミナル"のダンス動画は何度も何度も再生した。

決して目立つわけではないけれど、すごく丁寧でしなやか。

もっとできることを知っているのに、まるでそれを出し惜しむような素振りに2019年までは少しだけ淋しさを覚えたのも事実だったけど、そんなこと忘れさせてくれるくらいに一皮剥けたような気がして。

 

丁寧で女性らしい踊り方が背中を押して、そういうフィルターがかかった今の沙夏ちゃんのMy voice is for you は女性の可愛らしさがこれ見よがしに溢れていて、これといった振りがあるわけではないのにすごくすごく素敵だった。

 

ここにいてくれてありがとう

歌っていてくれてありがとう

 

沙夏ちゃんのファンの人がよくこう言っているのを耳にするけれど、この曲で沙夏ちゃんのすっきりした歌声と「傍においてくれて ありがとう」っていう心からの笑顔を見ていると本当に素敵な空気感でそこに居てくれるアイドルなんだなぁってニコニコしてしまう。

 

上っ面をなでると安直に「歌声がすごい」と言いたくなってしまうけど、沙夏ちゃんの魅力は絶対にそんなもんではないし、内側から滲む素直さとか心のしなやかさがあっての彼女の歌声なんだよなぁ。たぶんね。

 

愛を知った日も恋を知った日も、きっと沙夏ちゃんの歌声はファンのことを優しく包んでくれるんだろうなぁ。

 

 

私が"虹の素"を好きになれなかった理由と意地

 

個人的にだけど、そしてこのブログにおいても繰り返し書いている気がするけど、虹の素を素直に「好きだ」と思ったことがなかった。

理由は幾つかあるけど、一番大きかったのが曲の振付が舞香と衣織ちゃん双方の歌声の魅力を殺していると感じてしまったということだ。

どう考えてもあっちへもこっちへも動き回って腕を力任せに振り回すことがあの曲の世界観をぶち壊しているし、音楽プレイヤーであの曲を聴いていてあのライブパフォーマンスが浮かぶことはどうしたってなかったし、言ってしまえば違和感の塊だった。

 

そして舞香と衣織さんが本当の意味で"2人で"曲を創っていることが感じられなかったのもあった。

 

どちらか片方が手を抜いていたとかそんなことが言いたいわけじゃない。

ただ単純に2人が同じ世界の同じ時間軸の中で生きていなかったんだと思う。

それぞれに"虹の素"の世界があって、想いも流れる時間もあって、だからこそうまいこと2人のそれが交わっていなかったように見えた。

 

幸か不幸か、今回は衣織ちゃんが相当削られた状態だったからこそ舞香が衣織ちゃんの世界に入ろうとする優しさで今まで無かった世界を生んだ気がして。

どちらかの創る世界に歩み寄る優しさと愛が何とも言えない"エモさ"を生み出して、さらに好い意味で全力力任せではない振りであり動きがより一層大人でどこか落ち付いた虹の素を作り出す要因でもあったんじゃないかなぁって。

 

与えられた振りを全力でやることも大切だけど、きっとそうじゃない時もある。

 

たぶんそういう意味では見ている側の私自身も2人の世界に入ろうとする優しさとか、真っ新な目が欠けていたのかな。

自分自身が「これはこう!」と勝手気ままに作り出した虹の素の世界と違うものを魅せられた時に受け入れる余地が無かった。愛も思いやりも。

 

いやぁ参った。ついに虹の素、好きになっちゃった。

本当に衣織ちゃんには敵わないなぁ。

 

 

「おかえり」と言えなくて

 

そしてこのライブで私の中に起きた大きな変化がもう一つある。

 

9月の3周年ライブで瞳がイコラブに帰ってきてくれた。

でも私はなぜか素直に嬉しいともなんとも思えなくて。

 

これにも幾つか理由があるけれど、やっぱりこれも前述したような違和感が大きかった気がしている。

 

あの瞬間、メンバーを含めた多くの人が「センターを"守ってくれた"なーたん」に対して、そして太陽のような笑顔で明るく「真ん中に帰ってきてくれた"ひとみん」の横にいる最上の輝きを押し付けていたように見えた。

これは私がそういう風に見てしまっていたのも大きかったのかもしれないけど、でも。

 

果たしてなぎはイコラブのセンターを"守って"くれていたのか?

 

攻めの姿勢で彼女なりに立っていたセンターの姿を一瞬で"守っていてくれた"と評して、それだけに留まらずにセンターの隣にいる彼女がさも適正なポジションに戻ったことで関係性だけが「尊い」と褒めてしまう空気、言い方が端的で申し訳ないのだけど本当に気持ち悪かった。おかしいと思った。

 

その極めつけが流星群の歌詞だ。

 

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本当のところなんて本人たちにしか分かりっこなくて、こうして書いている私自身の考えだって妄想の一つにすぎない。だけど、歌詞が想いのすべてだと言わんばかりの感情操作と、それを聴く大衆の残酷なまでの素直さが、すごく心の中を冷たくした。

 

いろんな歪みが違和感を大きくして、いつの間にか「おかえり」を言えなくした。

これは自分の意地だし、不要な強がりだったな。

 

大人げなかったと反省した。

 

というのもそのくらい流星群を歌うなぎが良い顔をしていた。

なんだかスッキリとした良い顔だった。

 

自分のことを正当に評価されない悲しみは、当事者にしか分からない。誰も悪くない今回のようなことだからこそ、やり場のない虚しさはきっと私だったら耐えられなかった。

 

味方だと思っているし自分のことを好きでいてくれる人達が下す"評価"が、もし自分の望まない方向に向いたとしたら、一体誰のために頑張っているんだろうって きっとモチベーションが路頭に迷ってしまう。誰も否定はしてないけど、でも肯定もしていないから。

 

勝手になぎに自分の気持ちを重ねて、思い込んで、勝手に共感した気になっていた。勝手に苦しくなっていた。

 

たぶん押し付けていた。

 

だけど 柔らかく笑みながら瞳を見つめて、一つひとつのフレーズに愛しさを滲ませながら歌うなぎが 本当に本当に輝いて見えて。

 

"前に進んだんだな"

 

って感じた。これも勝手に。

 

きっと私たちの知らない時間が有って

きっと私たちの知らない変化も有って

もちろん変わらなかったことも有って

 

すべてが有ってあの日のあの"流星群"があったんだろうし、それこそ「惹かれあって ぶつかった瞬間」流星群になったんだと思う。

 

だからこそ、遅くなってしまったけど

でも敢えて言わせて

 

「おかえり」

 

 

ちゃんとハマった12個目のピースが、やっぱり必要なんだ。メンバーにとっても、もちろん私たちファンにとっても。

 

 

静止画とコマ送り

 

後半はMCを挟んでカメコタイム。

我が推し衣織ちゃんの成長の話題に話を戻すけれど、自粛明けのライブで気づいたことがあった。

それがより一層確証として感じられたのがこのカメコタイムだった。

 

「ねぇ、いお、踊り方変えた?」

 

これも思わず翌日聞いてしまったのだけど、特に大好きなダイリリみたいなカウントが速くて細かい曲で強く感じた。

 

もちろん私の技術の問題が大きいだろうけど 今まで衣織ちゃんを撮っていて一番感じたのが「動きにカメラがついていかない」ということだった。

というのも動画を切り取ってピタリと収めるのが静止画の魅力であり難しさだと思っているからこそ、衣織ちゃんの常に"動いている" "動"のパフォーマンスをピタリと"静"に収めることがどうしても出来なかった。本当に本当に難しかった。

 

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コマ送りの様に"静"が織り込まれたパフォーマンスの仕方が、今までにない魅せ方としてカメラのレンズ越しに伝わってきたし、ただ動けば良い 踊れば良いじゃないっていう衣織ちゃんのパフォーマンスへの気概にワクワクがとまらなかった。


きっとずっとわかっていたことだろうけどもっともっとそれが顕著に現れるようになった。

 

流れている時間が止まる瞬間があって

見ている側にふと思慮させる"隙間"をくれる。

 

ふわっと息をさせてくれる瞬間が心地よい。

 

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それは余裕が生まれたからなのか
逆に焦りから生まれたのか

 

ほらね衣織ちゃん、

こんなにも変わってるし

だから私はずっと貴女から目が離せないんだ

 

思わずそう言いたくなるような時間だった。

身体の真ん中から溢れ出る"好き"の気持ちが写真越しにちょっとでも伝わっていたらいいな。

 

私は本当に本当に、貴女のことが大好きです。

 

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ヲタク頼むから隙あらば告白しないでくれ。

 

 

自信は乙女の背中を押す

 

そして忘れもしないもう1人の推しメン、大場花菜ちゃんだってちゃんと覚醒している。

 

これは追記ではない。もちろん本文だ。

 

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このコロナでの会えなかった期間を通じて花菜が得たのは間違いなく背中を押してくれる、"間違っていない"自信だ。

 

それはライブパフォーマンスを見ていても感じることだし、それだけではなくオンラインで喋っていてもひしひしと感じた。

 

だって彼女の輝きはすごい。

こんなにも自信は女の子を綺麗にしてくれる。

 

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努力を怠る人の身に纏う"自信"はその人を傲慢にするけれど、正統な努力を惜しまない人の得る"自信"はいつだって味方をしてくれるんだ。

 

花菜を見ているとそんなことを教えて貰っている気がするし、いつでもキラキラの笑顔で舞台に立つ花菜は明日を頑張るエネルギーをたくさんたくさん、もうこれでもかってくらいたくさん分けてくれる。

 

ねぇ花菜、そんなにパワーくれたら花菜のパワーなくなっちゃうよ?大丈夫?って心配になるくらい愛もパワーも笑顔もくれる大場花菜は、私にとっての太陽だから。

 

これからもどうぞよろしくね。

太陽がない日常なんて、きっと、絶対に耐えられないから。

 

 

 

"君でした"

 

そんなこんなであっという間に本編もラスト、今回の私が初めて目にした青春"サブリミナル"がこれまためちゃくちゃ良かった…………

 

特筆すべきはりさとなぎだと思うんだけど。

 

2番歌い出しのりさが本当に可愛い。

もうシンプルに可愛いの塊。

 

それからなぎの丁寧な所作がサブリミナルのパフォーマンスによく現れていた気がした。


手の添え方や足の置き方 膝の付け方
ちゃんと頭で考えて計算している動き


一つひとつの歌詞と振り付けの意味を咀嚼しようとしているんだろうなぁと思ったし 今までにないなぎのパフォーマンスの仕方だとも思った。

ズルズルやCAMEOで磨かれたものがしっかりと分かりやすい王道回帰な曲にも透けていて。

 

爽やかでもありどこか寂しさも残る。

 

 

 

前前シングル、前シングルの流れを汲んでしまうと、王道回帰である今回の新曲は正直「物足りない」と感じてしまった部分もある。

 

ただそれこそ

 

「期待と不安の シナプス軋む」

 

のソレであり、もう相反する感情がぶつかりあってせめぎ合って、結局もうどうでも良くなってしまった。

 

だって私はイコラブが好きだから

 

つい会えない期間を家で1人過ごすと、いつもは考えなくても良いことを考えてしまう時間が増える。

雑念が"好き"の気持ちを汚してしまうことだってある。

 

そんな余計な気持ちを一気に払拭してくれたのがサブリミナルだったし、やっぱりどう足掻いても今のイコラブが大好きで大好きでたまらない。

 

会えなくて死ぬほど寂しかった

話したかったし 好きの理由も伝えたかった

 

君がいいって言いたかった。

 

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リュックに炭酸が入っていたってそんなのどうでもいい。

どうでもいいと思えるくらい好きだから。

 

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私はまだここにいたい。

ここで、みんなを見ていたい。

 

そう心から願ったし、積み重なっていく思い出が自分の支えになる度に怖くなった。

 

いつまでここにいられるんだろう。

 

 

 

 

アイドルは永遠じゃないから。

ヲタクの抱く"好き"も永遠じゃないから。

 

怖い。

 

失うことも、消えゆくことも、怖い。

 

 

 

だけど12人がそこにいる限り、=LOVEというグループを愛して、アイドルという仕事を愛し続ける限り 私は彼女たちの輝きを糧に自分の人生を頑張れるんだと思った。

 

大袈裟かもしれないけど、終演後はそんな気持ちでカメラに残った写真を眺めた。

 

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1人のヲタクが与えられるの愛には限界があるのかもしれないけど、ここにいられる限り、ちゃんと自分の口から衣織ちゃんに愛を還して 好きを伝えたいと思った。

そのくらい彼女が大事だと思った。

 

 

いや、重いな?

 

 

普通に考えて冒頭14曲ぶっ通しって尋常ではない体力を使うし、衣織ちゃんの場合は陶酔するから気力も使うし、なんなら14曲あったら14人分の人格が入れ代わり立ち代わり彼女の中に出入りするわけだから、そりゃ意識が飛びそうにもなるし一つひとつの細かい記憶なんてなくなるわなぁ。

 

どうか彼女が、彼女たちが無事に武道館までの道のりを完走できますように。

 

カメラを片手にその姿を追随する2020年の冬が いつもと変わらない"好き"で溢れる最高な時間になりますように!

 

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