ダイヤモンドリリー、どこにある? ~5thシングル「探せダイヤモンドリリー」MV考察と妄想~
こんにちは2019、よろしくね令和!
まーたしてもブログの更新が滞っておりましたどうもこんばんは。
専らTwitterに住み着いてしまうBBAとしては、コンスタントにブログを更新できる大場花菜ちゃんやっぱり偉いですね。(褒めたいだけ)
ところで沼の住人の皆さん、
ダイヤモンドリリー、見つかりました?
来る4月24日、=LOVEの5thシングル「探せ、ダイヤモンドリリー」がリリースされます!パチパチパチ!
やってきました待望の春ソング!!!!!!天才!!ヒューヒュー!!!
【定期】ビジュアルがいい。
今回もまぁ衣装が可愛いこと可愛いこと。
オサレカンパニーパイセン天才かよ・・・・
ということで先日公開されました待望のMVを丁寧に追いながら、間もなく現役アイドルを卒業する分かりてプロデューサー指原莉乃が想いを詰め込んだ歌詞を紐解いていきたいと思います。
3rdシングルの考察でも前釈を挿れましたが、あくまでも一ヲタクの妄想ワールドなので、御拝読いただく皆様にあたりましてはどうぞお手柔らかにお願いします。
感想や追記等々に関しましては糖質のみ受け付けておりますのでぜひお気軽に!(ゆとり)
舞台は女学校。都会から離れたノスタルジックな雰囲気漂う校舎に通う女子生徒たちの物語。
「瞳 —もうすぐ行っちゃうよ」
冒頭、まだ少し寒さが残っていそうな光の中
ものいいたげな眼差しで瞳を見つめるみりにゃ
彼女たちのクラスメイトであるなぎさは東京にある芸能事務所からスカウトを受けたのでした。
スカウトマンとの約束は4月24日。
もう時間がないのに・・・。
はしゃぐクラスメイトたちの真ん中でなぎさが戸惑うのには理由がありました。
「会えなくなるんだね」
夢を追いかけるということが意味するのは 今の環境を捨てるということ
そして、みんなと、瞳とお別れしなくてはならないということ
特別仲が良かった2人は時々ブローチを交換しながらいろんなことを語り合うのでした
今回のMVにおいてとっても大事な役割を担う各メンバーの付けている
押し花の入っているブローチ
瞳のブローチに入っているのは「ダイヤモンドリリー」、別名ネリネの花。
なぎさのブローチに入っているはオレンジ色の「アジサイ」と「ビオラ」。
この或る意味対極する花言葉をもつ二種類の花が物語を紡いでいきます。
はらり花びら舞う 古い校舎眺め 桜の歌口ずさんだ
Ah みりにゃーたんのリップシーン、いい・・・!!!!!
残った5つのボタン ため息一つ 春風が吸い込む
制服のワイシャツのボタンは全部で6つがオーソドックス。
きっと第二ボタンは「君」ではなく別の誰かの手に渡ったのかなぁ。
だって「僕」は「君」に好きと言えていないから。
桜の花びらと一緒に優しく吹いてきた春風が ほんの少しの後悔と迷いが残る「僕」の背中をちょっとだけ強引に押してる様な気がします。
夢を追いかける為に別離を選んだなぎさは、懐かしい校舎に背中を向ける
みりにゃのブローチには紫色の「ビオラ」
花言葉にはたいてい色別の細かいものとその花全体の含有する花言葉の二種類が有ります。
そして紫色のビオラは「You occupy my thoughts.(あなたのことで頭がいっぱい)」
同じ寮部屋で過ごした3人での思い出は、みりにゃにとって大切で
中でも瞳に対する想いは特別だったのかな。瞳(あなた)のことで頭がいっぱいになるくらいに。
だからこそ冒頭のタイトルシーンで、ブローチを交換し合う瞳となぎさを少し離れたところで寂し気に見つめていたのかも。
別れの時が着実に迫る中で、想いをしたためた手紙を渡すことすらできない瞳の代わりに みりにゃは手紙をなぎさに手渡します。
なぎさのブローチに入ったアジサイの花言葉は「あなたは冷たい」
友情を捨てて夢を追いかけることを瞳はどう思っているんだろう。
裏切ったって、捨てられたって思っているのかな?私は、冷たい人なのかな?
手紙を受け取ったなぎさの笑顔はどこか切ない。
だからこの手紙、今は読めない、とでも言いたげ。
この花が好きだと 教えてくれた
いいぞ大場花菜。いいぞいいぞ!!!!(突然の推しメンステマモード)
街路樹色づく時だった
野口街路樹色づく時だった衣織ちゃん is 天才か??????????
街路樹として一般的によく植えられるのは⑴けや木⑵桜⑶銀杏だそう。
色づく、ってことは銀杏、で、秋を指すのかな。
秋口にネリネの花の話をした「僕」と「君」
きっともともと仲が良くて一緒に帰るくらいだから幼馴染だったのかもしれない
その笑顔に恋をした 戸惑う刹那
ふとした瞬間の笑顔で、一瞬で恋に堕ちた
刹那=あまりにも一瞬の出来事すぎて自分の気持ちの変化に戸惑う「僕」
時間は駆け足 過ぎてく
でも時の流れは止められない。別れの時は確実にすぐそこまで来ている。
衣織のブローチに入っているのは青のアジサイとカスミソウ。
カスミソウってもともと日本に無い花だって皆さん知ってました?
そんなカスミソウが意味するところ。
転校生で且つ冷淡な性格だからこそなかなかクラスに馴染めなかった青いアジサイの彼女を救ってくれたのは純真で天真爛漫なオレンジのビオラ。
フランネルフラワーのブローチを持った沙夏と結び付けてくれたおかげで
冷淡な彼女は誠実な女性になった。
会えなくなるんだね 最後の教室で
揺れるカーテンと細い髪 あー、ダメだ
会えなくなるんだね 僕は黙ったままで
時計の針の音が 切なく重く響く
今まで一緒に過ごした教室。だけど去りゆく君と同じ時間を過ごすことはもうなくて
別れを伝えたその時、ただただ沈黙の中に時計の針の音が聞こえる。
(´;ω;`)ウゥゥ
(突然の顔文字で雰囲気ぶち壊しそれな!)
探せ探せ探せダイヤモンドリリー 今は気づけないままで
こっちは人が多くて 少し窮屈だよ そっちはどう 楽しんでる?
二番Aメロは別れて生活を始めてからの2人。
都会に出てきた「僕」は慣れない窮屈な街で「君」を想う。
そしてちょっとだけ皮肉を込めて、「僕がいなくても楽しんでる?」なんて聞いてみたくなる。
私がいなくなることを瞳はどう思っているんだろう。
話したいのに話せない。気持ちを確かめることができない。
なぎの目の演技いいなぁ。映えるなぁ。。
今雑踏に紛れて ため息一つ 春風は吹かない
春先まで住んでいた町では優しく吹き抜けた春風だけど
ビルが多くて窮屈な都会ではその隙間と余裕すらなくて
「僕」のため息だけが下に落ちていく
結局「さよなら」も本当の気持ちも言えないまま なぎさは旅立っていく
君は知っていたのかな あの花言葉 気持ちのコップは零れてく
ここで云う「あの花」はきっとネリネのこと。
また会える日を楽しみに
会いたい。でももう会えない。
どうしたらいいのか分からないもどかしさと「君」への想いがコップの中から溢れて零れていく。
跪いて「好きだ」なんて キザすぎるかな
奇跡が起きたら 言いたい
なぎさから瞳のことを相談されていた舞香のブローチは白のアジサイ。
寛容な心で二人の気持ちを受け止めて、このままじゃ駄目だからこそ
なんとかしたいと強く願う
でも誰も何も言えないまま なぎさを見送ることすらできないまま
都会へと走り出すバスの出発時刻は着実に迫っていく
そんな止まった時計の針を動かしたのは衣織。
このままでいいわけがない。
なぎさはアジサイのように「冷たい人」ではないことを一番知っているのは衣織だから。だって彼女はオレンジのビオラに救われたから。
カスミソウの花言葉は清らかな心。
青いアジサイの中に包まれた清らかな白い心が衣織を突き動かす。
静かに立ち上がった彼女は何かを探しに教室を出ていきます
そんな衣織を真っ先に追いかける沙夏。
「ねぇ衣織、私も一緒に探すよ」
今すぐ駅に行き 特急飛び乗って 会えたその時に何を思う
すべてを捨てて会いに行き 僕に何が残る
本当は会いに行きたいけど。
都会のその眩しさ 考えること打ち消す
今「僕」が生きていく場所は、居場所は、君がいる街ではないから
結局すべてを失うことはお互いに望んでいることじゃないから
何も残らないのなら、「僕」はここで頑張るよ
きっときっときっと you are my sunshine
今は光射さなくて 見えない
バスを待ちながら、なぎさはやっと瞳からもらった手紙を開く
そこに書いてあった瞳の本当の気持ち
一方教室では出て行った衣織と沙夏の残した沈黙を破って舞香が口を開く
「先生」
授業なんて聞いていられない。
だって大事なクラスメイトが旅立とうとしているのだから。
お別れを言えなかった瞳と、気持ちがわからないまま離れ離れになったなぎさ。
絶対のこのままじゃいけない。
寛容な舞香の心が教室全体の空気を変えていく
ただ、みんながいなくなっても2人は動けなかった。
うつむく瞳を見つめるみりにゃ。
一方何かを探しに行った衣織と沙夏は・・・
一生懸命探してるのに見つからなくてぶーたれるもろはち可愛いよもろはち
そして
なぎさが使っていた机に何かが置いてあるのを見つけた衣織
教室で動けない瞳を動かしたのはみりにゃ
「瞳、このままでいいの?」
たとえ自分の想いが報われなくても、大事な2人が分かり合えるならそれでいい
みりにゃが選んだのはそんな決意
「ねぇ、いいの・・・?」
「行かないでって、言っちゃうから」
苦しそうな瞳の本音が口を突いて出る。
夢を追いかける大好きななぎさを応援したいけど、でも、
会えなくなるのは嫌だから。寂しいから。
でも「行かないで」なんて言ってしまったら、私の気持ちは邪魔になる
なぎさの夢を阻むことになる
だったらいっそ何も言わずにさよならしたいんだ。
もしも映画なら あの花を渡すだろう
これが映画のワンシーンだったら、きっと「君」が大好きだったあの花を渡すのに。
あの花言葉と一緒に。
衣織が見つけたなぎさの机の上に残されていたもの
一つは「あなたは冷たい」
もう一つは「愛する人に会えない」
「また会える日を楽しみに」という意味をもつネリネと
それから「純粋」を意味するオレンジ色のビオラ
「瞳と交換したかったんだ」
素直に、また会える日を楽しみにしてると言いたかった。
でももう会えない。会えないけど会いたい。
ピントの合わないメッセージカードで、瞳の頬に涙がつたっているのが分かりますね
苦しい(´;ω;`)ウゥゥ
(突然の顔文字で雰囲気ぶち壊しそれな!)(2回目)
I need you
私にはあなたが必要なんだ。
「冷たい人」じゃないよ。私は独りで生きていけるわけじゃないから。
そんななぎさからのメッセージ。
ここの野口衣織さんが最高なんだよ全世界の人類へ叫びたいよ!!!!!!
セリフがないのにいろいろ物語れるの、天才か?????
お互いの気持ちが届いた瞬間に、瞳の身体がバス停へと動き出す
絶対に瞳は来ると誰よりも彼女を信じて待っていた舞香。
みんなのもとに瞳、みりにゃ、衣織、沙夏が合流します
「ほら、はやく行くよ」
瞳の背中の最後の一押しはオレンジ色のコデマリとレースフラワーのブローチを持った花菜。
友情を意味するコデマリと、可憐な心を指すレースフラワー。
実はオレンジ色のレースフラワーは存在しないのですが、オレンジという色そのものには「ショックを吸収する」「大切なものは外ではなく内にあることに気づく」という意味合いがあるそう。
なぎさを失うショックと悲しみを明るい笑顔で吸収する花菜。
なんだこれ大場花菜ちゃんそのものかね?
Ah Ah 会えなくなるんだね 最後の教室で
揺れるカーテンと細い髪
ここの大サビソロパート歌っているのが当方の推しメン野口衣織ちゃんです皆さん!!!!!!!!!!!!!
天才でしょ!!!!!!!!!!!
みんながバス停についたのを視界の端に受け止めながらバスに乗り込むなぎさ。
そうでもしないとみんなのもとに戻ってしまいたくなるから。
それぞれが走りながらなぎさの名を呼びなかで、ひときわ苦しそうな声なのは
「辛抱強い愛情」の青いアジサイと「友情」のコデマリを併せ持ったのん乃。
舞香が休業中に深い愛情で彼女を待ち続けたことでも定評のある佐竹のん乃さんらしい優しいブローチだわ・・・これ宛がった人は確実に天才。えらい。
ねぇ今も 君がいない街で星のない空見上げ
離れ離れになっても「君」のことを思って頑張るよ
「僕」にとって太陽だった君がいない僕の世界は今真っ暗な夜だけど
星がなくても、暗くて何も見えなくても、いつか太陽が昇る朝がくるから
あの日の震える目を 僕はいつまで想う
旅立つことを伝えたあの日のことを思うと胸が苦しいけど
僕はここで頑張るね
「瞳、私―」
最後になぎさがひとみに伝えたかった言葉。
MVでは映っていませんが、そのアンサーが「I need you」なんじゃないかなと。
「じゃあね!」
そんななぎさを見て瞳が掛けたのは「行かないで」ではなく「じゃあね」
離れ離れになるけど お互い頑張ろうね
そんな意味を含んだ最後の別れの一言。
ここまで一言も口を開かなかった無口な衣織が一番最後に「またね」とつぶやいているのがまた、ねぇ・・・(´;ω;`)ウゥゥ
探せ探せ探せ ダイヤモンドリリー
ずっとずっと 気づかないふりして
一番では「気づけないまま」だったダイヤモンドリリー
でも今は気づいているけど「気づかないふりをする」
全てを打ち明けて分かり合ったうえで、自分の道を歩いていく決意
春は出会いと別れの季節と言いますが、このMVがまさしくそれ。
夢を追いかけるために上京することの決意は並大抵のものではないと思うのです。
私は生憎その環境ではないがゆえに同意することが難しい心理ではありますが、茨城から上京してきた衣織ちゃんは自分と重なるところが多かったんじゃないかなぁ。。
この曲が持つ切なさと、これからくる春への希望は相対するものが有って
だからこそなんであんなにメンバーたちが笑顔でこの曲を演じているのだと思うんですよね。
ただ悲しいだけじゃないし、どちらかといったらポジティブな曲なんじゃないかなって。
まぁだからこそ悲しさとか切なさも引き立つわけですが。
そしてそれぞれの持つブローチもいいお仕事してますね。
物語を動かすだけではなくて、個々のメンバーに合った花が宛がわれている印象。
本編考察では出す機会のなかったりさちゃんのバーベナは「団結」だし、しょこのクリサンセマムは「誠実」、きあたんは「小さな強さ」と「秘められた情熱」。
彼女たちの性格と想いをきちんと汲んだ花を持ってきてる。
花言葉って本当にたくさんあって、今回結構こじつけだよな大丈夫かなwと思いながら考察した部分もかなり多いのです、それでもやっぱりこのMVを語るうえでは切っても切り離せないものだからこそ、初めてこんなに真剣に花について調べました(笑)
このMVを撮影した監督がcaution の監督と同一人物ということもあってダイヤモンドリリーの属性がヒガンバナ科だったりアジサイの大元が「藍色があつまったもの」だったり、そこかしこに手遅れcautionを連想させるものが散らばっているのも面白い要素だなと。
きっとそこに着目して考察してみるとまた新しいストーリーが透けて面白そうですね。
だからこそまだまだ聞き込みたい一曲です間違いなく。
そしてそして大場の花菜ちゃんがしっかりフォーカスされているのも嬉しいポイント。
衣織ちゃんは言わずもがな。しっかり丁寧に演じている2人は本当に偉い。
リップシーン最高にしびれますね・・・いい顔してるわ
メンバーたちが実際にパフォーマンスしているところもまだ3回しか目にしていないいまだからこそ、まだこれから育っていくであろうこの曲を一度自分の中で整理したくてこのブログを書き始めましたが
こんな時間やん。(明日も仕事です)
いやーイコラブの曲は深くて面白いですね。
これからも推しメンがどんなことを考えながら、想いながらその世界を生きているのかを同じ空間で感じながら5thリリースイベント期間駆け抜けたいです。
と、いうことでそろそろ疲れてきたのでおしまい!
思い出したかのように追記修正するかもしれませんが。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この曲がどう育っていくのか心から楽しみに。
野口衣織ちゃんの魅力と諸々と。
あっという間に11月も末日・・・師走がやってくるぅ・・・!
そうだ、グレンチェックのマフラーをしよう。
お久しぶりです。
手遅れcautionの考察を書いてからというものの、ネタはたくさんあったはずなのにどうも書くパワーがなく、気づけばこんな時期になっていました。
なんでまたこうして文章を書く気になったかと言いますと。
先日或るヲタクの友達、しかもドルヲタではなくアニメや声優さんが好きな友達と飲みに行く機会があったのですが、そこで「え!衣織ちゃんってそういう子だったんだね!知らなかった!」ということをその子が言っていて。
あー、そうか、衣織ちゃんを推してるわけじゃない人から見たら衣織ちゃんってそう見えてるんだ、ととても興味深くて。
それと同時に 衣織ちゃんの魅力とか持ってる引き出しの多さを知らない人もたくさんいるのだなぁと。
きっと今の彼女の魅力を最大限に伝えられるのは、ヲタクたちの一番の強みだということも重々承知ですので、だったら私も!と思い立った先にあったのがこのブログでした。
SNSが何よりも先行する時代だからこそ。
このブログが彼女に纏わる何かのきっかけとなればこの上ない幸せだなぁと思いつつ。
さてさて前置き無駄に長くなりました。
いきなりですが皆さん、=LOVEの野口衣織ちゃんをご存じですか?
私のTwitterからここに辿り着いた方は勿論ご存知かとは思いますが、ここから先彼女の魅力を綴るにあたって 大方の人は既知であろう基礎プロフィールから始めさせてください。
野口衣織(のぐち いおり)
2000年4月26日生まれ 18歳 高校3年生
牡牛座 O型
衣織ちゃんのデザインした個人キャラクター「好き芽ちゃん」
衣織ちゃんはかの有名な指原莉乃ちゃんがプロデュースしている声優アイドルグループ「=LOVE」に所属しております。
2017年にデビューした=LOVEはバックに代々木アニメーション学院がついておりまして、声優アイドル、というだけあって声質の良い子が先鋭された印象が強いのですが、まー衣織ちゃんも良い声してるんです。故に声に纏わるお仕事が多いんです。声質がいいからこそ歌声も映える映える・・・!
さてはて=LOVEの中でも生粋の表現力とアイドル力を発揮して発揮して発揮しまくっている衣織ちゃんですが、最初からアイドルに興味があったという訳ではありませんでした。
アニメや漫画、ゲームが大好きな生粋の「2次元ヲタク」である彼女の公言している夢は声優さん。
もともとそっちのクチで代アニの入学を志望していたとのことですが、そのタイミングでたまたま指原Pと代アニが声優アイドルプロジェクトのタッグを組んでいたことがキッカケで衣織ちゃんは=LOVEのオーディションに応募したそうな。
いやー、人生本当にタイミングとキッカケですな。
そんなこんなで=LOVEのオーディションを受けることになった衣織ちゃんですが、なんと指原P、オーディションの段階では衣織ちゃんの歌唱力に気づくことはなく、彼女が合格した理由は「ショートカットの子の中で一番可愛かったから」。
いやー、人生本当に何があるか分かりませんな。
一番可愛いっていう理由を先行させてくれた指原莉乃様しか信じられんそれな。
野口衣織ちゃんが一番可愛いそれはそう。(語気粗め)(ね?のん乃?)
衣織ちゃんの引き出しはたっっくさんあるのですが、中でも一番皆さんにシェアしたいのが「表現力」
少しでも=LOVEをご存知の方は耳にしたことがあるかと思いますが、=LOVEの3rdシングル「手遅れcaution」での衣織ちゃんのパフォーマンスは本当に本当に・・・惹き込まれるとはこのことを言うのだなぁという稚拙な感想しか出てこない自分の頭を30発くらいぶん殴りたくなるくらい鬼気迫るモノがあります。
凄いんですよ。もう、シンプルに。凄いんです。
(手遅れcautionについては一つ前の記事をご覧下さい)
もともとダンスを習っていたことがあるという彼女ですが、ただ上手いだけじゃない。しなやかでもあり、軽くも重くもある魅力的な踊り方をします。
以前Twitterに「おろしたてのジェットストリームか中身がたくさん入っている修正液を使っている時の感覚」と表記しましたがこれ以外に衣織ちゃんのダンスを比喩できる方、ご一報ください。(小声)
初めて衣織ちゃんのダンスを見た時、「アイドルっぽくない踊り方をする子だなぁ」という感想がまず最初に浮かびました。衣織ちゃんのことを全く知らなかったから。それと同時に不思議に思ったんです。アイドルを好きでアイドルに憧れてアイドルになった子は当然のことながらルーツは「アイドル」になるし、他に好きなアーティストがいるならそのアーティストがルーツになるし・・・。特にダンスを習っていたことがあるアイドルに有りがちな「私、ダンス上手いんで!」とバキバキ踊って空回りしてしまうそれもない。じゃあ2次元ヲタクの衣織ちゃんのあのパフォーマンスは何処から湧き出てるんだろう、って。
そこで辿り着いたのがYouTubeやニコニコ動画で 踊ってみた を投稿している「踊り手さん」でした。
衣織ちゃんは みうめさんという踊り手さんが大好きで、そのダンス動画をよく見ているとのこと。
本人も「私、みうめさんのコピーなの!大好きなの!」と握手会でニコニコ話していた程で、彼女のパフォーマンスはみうめさんに限らず「踊り手さん」からきているようです。
見て納得。これは衣織ちゃん。笑
(動画を貼れない関係上気になった方ぜひ検索してみてください)
ルーツがアイドルのアイドルは最近溢れるほど居て、そういうアイドルのパフォーマンスってどうしても二番煎じ感が拭えないんですよね、正直。良くも悪くもルーツであるアイドルを超えられないというか。
アイドルに興味がなかったからこそ、今までのアイドルにはなかったところから取り込んだ新しい風が衣織ちゃんのパフォーマンスをひと味もふた味も引き立たせてくれているんですねぇ・・・(ここまで一息)
そしてそして「表現力」といえば。
衣織ちゃんは本当に歌詞の意味を丁寧に咀嚼する子だなぁという印象が強いです。
よく言う"憑依型"とも違う、とにかく丁寧に意味を考えて、その曲の主人公の背景とか気持ちとか、取り巻く関係図や風景までも理解して演じようとする。
「この歌詞(言葉)はどういう意味なんだろう」というような薄っぺらな事だけじゃなくて、ちゃんと深読みして想像して、曲をひとつの物語として作り上げようとする姿勢が透けて見える気がして。
イコラブの楽曲についてもよくSHOWROOMでいろんなことを語っています。
「大人にはもう見えない世界って、どんな世界なんだろうね」
一度咀嚼した内容を凝り固めず、ゆとりをもたせて幅を利かせることができるのも彼女の強みです。
頑固過ぎず、でもきちんと芯がある。
性格が真面目だからこそアイドルに対しても真面目。そして全てのお仕事に対しても真面目。
いただいたお仕事は常に全力丁寧に取り組む。
アニメ好きが嵩じて声がかかった「つづきみ」のゲストMCのお仕事も、膨大な量の次期アニメを丁寧に予習したり、某ラジオに出演する時には共演するゲストのパーソナルデータを頭に入れていったり。
彼女の真面目で真っ直ぐな性格とお仕事に対する姿勢に纏わるエピソードは底をつかないですね。
変顔だって萌えボイスだって、見てくれる人が、スタッフさんが、メンバーが、みんなが喜んでくれるからやる。ただそれだけ。
みんなが喜んでくれるなら、自分の事故画でさえ喜んで差し出す。
全部みんなに喜んで欲しいから。
衣織ちゃんのライブ中のレスポンスは本当に凄いんです。どんなに広い会場でも、2階でも、紫のペンライトや自分の名前の書いてある団扇があるところには絶対に丁寧にレスを飛ばします。みんなに、平等に。
あの子絶対千里眼・・・
と呟かずにはいられないくらい、どこにいても見つけられる。
「目が合うと嬉しくてたまらないんだ」
彼女はいつも目をキラキラさせて顔をくしゃくしゃにして赤ちゃんみたいに笑いながらそう言います。
衣織ちゃんは本当に本当に優しい真面目な子です。
優しくて、優しすぎるが故に、びっくりするくらい繊細で傷つきやすい。びっくりするくらい気にしい。
自分のせいで嫌な思いしてないかな、自分のせいで怒ってないかな、あの人が私のところに会いに来てくれなくなっちゃったのは私のせいだよな、もっと私が頑張れればよかったのに。引き留められればよかったのに。もっと頑張らなきゃ。ごめんね。。
絶対そんなことないのに。
絶対に衣織ちゃんのせいじゃないのに。
でも彼女は全部自分のせいにしてしまう。
衣織ちゃんはよくツイートで誤字や脱字をしてTLをにぎわせてくれますが(これがめちゃくちゃ可愛い)、一時期気にしいな性格ゆえに彼女の中で悩みの種になったこともありました。
そのくらい繊細なんだよなぁ・・・本当に。
かと思ったら大口開けてゲラゲラ笑って、18歳 年相応に天真爛漫な一面もある。
大好きなアニメや声優さんの話になると高速マシンガントークが止まらないし、動きもヲタク。笑
ちょっぴり漢字が弱くて語彙力がない。笑
本当に魅力が底なし沼の18歳です。
頑張って前に突き進む衣織ちゃんを見てると、あぁ、私も頑張らないとなって心から思える。だって衣織ちゃんは努力することを惜しまないから。ちゃんと自分の弱い所を見つめて、ちゃんと強みに変えようとしてるから。
努力し続けることが出来るってそれだけで十分すぎるくらい十分な、立派な才能だと思います。
悔しいことに私はそれ以上でもそれ以下でもなく「ただのヲタク」だから、衣織ちゃんに何かを与えることなんてできなくて、常にパワーだったり笑顔だったり明日もお仕事頑張ろうっていう気持ちだったりをいつもいつも貰うことしか出来ないけれど。
それでも彼女が歌って踊れる声優さんを目指して「今」を頑張る「今」を、見逃さないように追いかけていきたいと思います。
さて、長ーくなりましたが。
少しでも衣織ちゃんが気になった方!
来週12月9日幕張メッセで4thシングル「Want you! Want you!」の全国握手会があります。
ミニライブも、握手会もあります。
ぜひ彼女のパフォーマンスを生で感じてください。
ぜひ彼女の真面目さを目にしてください。
拙く読みにくい文章、最後まで読んでいただいた方本当に本当にありがとうございます。
このブログが=LOVEの野口衣織に少しでも惹き付けられるキッカケとなりますように。
=LOVE 3rdシングル「手遅れcation」考察と感想と。
こんばんは!
とてもとてもお久しぶりにブログの更新ページを開きました。
某元アイドルタレント(*´ω`*)の追っかけイベントレポや舞台考察なんかにアメブロを使っていて、そっちに書いてもいいなぁとも思ったのですが、いろいろ捨てたい過去もヲタクにはありますので(?)心機一転はてなブログに移転してこの記事を書いていこうと思います。ヲタクの独り言且つ拙いチラ裏文章ですが、良かったら最後までお付き合いください。
先日、指原莉乃プロデュースの声優アイドル=LOVEの3rdシングルがMVとともに公式より解禁となりました。
昨年2ndシングル「僕らの制服クリスマス」が発売されてから早4ヶ月。アイドルのシングルリリースペースからすると間が空いたといってもかなりハイペースで新曲をリリースしている印象ですが、1stシングルと2ndシングルのリリースが3ヶ月空きだったことを考えると、2ndの発売日から3rdの発売日が5ヶ月以上空いたこのシングルはまさしく待ちに待った、といった感じでした。
=LOVEの総合プロデューサー指原莉乃がお披露目会見で「乃木坂は清楚系、欅坂はカッコいい系なのでイコラブは王道でいきます」と話していた通り1stシングル、2ndシングルは曲調も衣装もMVもTHEアイドルソング。特にデビューシングルの「=LOVE」は清々しいまでのドストレートなアイドルソングでした。コンセプトありきでどんどん「アイドル」から離れていくグループが多い中で、アイドルヲタクのプロデューサーが大好きな、勿論私も大好きな「アイドル」という街道をシングル2曲と共に2017年気持ちいいくらい迷いなく駆け抜けてきた印象でした。そんなイコラブの3rd「絶対ゴリゴリのサマーチューンくるだろ」と思っていたヲタク、素直に挙手な?ついでに推しメンの水着が見られると思ったヲタク代アニ前に集合な???(もれなく私がいます)
そんなこんなでこれまでの流れ、それからヲタクの思惑をまんまと綺麗に裏切ってきた3rdシングル「手遅れcaution」。そのMVが素晴らしく妄想と考察欲を掻き立てる仕上がりになっていたので、今回は野口衣織ちゃん推しの一モブヲタの勝手な妄想と考察を書いていこうと思います。
既にメンバーのSRや公式からの発表で設定や相関図、裏エピソード等明らかになっている部分もありますが、ここに書いてある内容はあくまでも私自身がMVを見て感じたことになりますので、ただのヲタクの独り言程度に見ていただけたら嬉しいです。
さて前置きが長くなりましたが本題に入っていきます。
え?言い訳maybe?(すっとぼけ)
・・・冗談はさておき、MVは髙松瞳の「ずっと見つめていたい あなたの瞳 私だけのものにしようなんて最低なのかもしれない」というセリフから始まります。
舞台は女子校。大谷映美里(みりにゃ)と諸橋沙夏(さなつん)演じる先生たちの離任式後の教室————。
校庭の片隅で微笑み合っていた瞳ちゃんと佐々木舞香は仲良く手を取り合いながら廊下を走って教室へと急ぐ。ここで手を取り合っているカットがフォーカスされていますが、2人はお互いのことが好きなんですね。
それが友達同士としてなのか、それ以上としてなのかは分からないですが。
場面は変わって教室の中で他の生徒たちが先生に思い思いの別れのプレゼントを渡します。
すいませんここについて言及している方をお見かけしなかったので敢えて書かせてください。
ここのいおつんな。
さなつんが衣織ちゃんの頭ぽんぽんしていることに気づきましたみなさん?瞳と舞香のキス以外も目に入っていますか?え?
しかもそのあと衣織ちゃんがちょっと照れて自分の頭触ってるのめちゃくちゃ可愛い。しんどい。
ぽんぽんされたのと逆側撫でていることについては触れないでおきます。
この教室でのシーンを丁寧に見ていくと、このクラスの関係性が透けてきます。
斎藤なぎさ(なーたん)に想いを寄せる斎藤樹愛羅、先生に想いを寄せるなーたん。
この先生、かなりキーマンですね。いろんなところの歯車を狂わせていきます。
言っておきますけどこの先生絶対ヤリチンですよ。なんでかって?なーたんだけ名前ちゃんと呼んでますからね。廊下にいる舞香と瞳には「廊下にいる子も!」と呼び掛けているのになーたんには「ほら斎藤も。入って入って」ってちゃっかり呼んでますからね。(きあらちゃんも斎藤じゃねーかっていうツッコミは無しね)なーたんの気持ちも絶対気が付いていたはずこの先生。思わせぶりなんだろうなぁ。後で映りますけど結婚してるしな!どう転んでも不倫な!
同じくこの先生のことが好きなみりにゃ先生。
カメラを渡すと見せかけてなにかメッセージが出ている画面のまま先生に手渡します。
・・・・クソほど女の顔してるけど大谷推し息してる?????
そして黒板の前に並ぶ生徒と先生たち。
そこで並ぶ寸前に瞳ちゃんに何やら囁く大場花菜。思うに瞳ちゃんはここで衣織ちゃんが舞香ちゃんに想いを寄せていることを知るんだろうなと。直前に花菜ちゃんと佐竹のん乃が意味ありげに目配せしていますが、おそらく花菜ちゃんとのん乃ちゃんはグルですねすべてにおいて。
写真を撮るためにのちのち三角関係が深まっていく3人も笑顔で前列に並びます。
衣織ちゃんの気持ちを知っていながら、衣織ちゃんを隣に呼んでるの瞳ちゃんですしね。この一瞬にも女のドロドロが透けて見えるなぁ。
実はこの立ち位置にも意味があるんじゃないかと思っています。
うっすらではありますが、全体的に2つの派閥に分けられる気がするんですよね。大谷派と諸橋派。これについてはもう少し物語が進んでから改めて触れていこうと思います。
シャッターが切られた瞬間、裏と表が一気にひっくり返り、曲が始まります。
不協和音の重々しいイントロから、校庭でのダンスシーンへ。
最高潮に盛り上がったところで浮かびあがってくるのは瞳ちゃんを両脇に抱えるみりにゃとなーたん。
その構図がキリストを磔刑に処す宗教画を彷彿させます。よくよく見るとみりにゃが右手を銃のように構えていますね。
恐らくこの曲のメインテーマが同性愛というところかと思われるのですが、キリスト教的に同性愛は穢れ=罪なので、舞香ちゃんに想いを寄せる瞳ちゃんが背負った罪が模されているのかな。後はのちのち出てくるのですが友達の恋人を奪った罪もあるんだろうなぁ。裏切り行為というか。
あぁ、、、推しメンかっこいいよ推しメン、、、、
んまーリップシーンがエロいんだわ。
あなたたちどこでそんなお顔覚えたのって小一時間メンバー一人ずつ問い詰めたい(他意はない)お気持ちですね。
ただエロい絵だけではなく(それはそう)ペアリングにも意味合いがあって、それぞれが想いを寄せる相手が隣にいる組み合わせになっています。
衣織ちゃんのリップシーン、全体的にものすごく切ない表情してるので胸が苦しくなりますね。こんな表情できちゃう17歳末恐ろしいわほんと。
Ah この時代 Uh 恋愛に
形なんかないと 誰か呟いた
Ah なのに何故 Uh 冷たい目
暗いこの檻は 狭すぎる
Aメロは完全にきあらソロが爪痕残してますね。
最近は世界的にかなりジェンダーに対して寛容になってきている印象を受けますが、それはあくまでも大規模な動きであって、日常レベルにまで落とし込んだ時にすべてが「平等」になったかと言ったらそんなことは全くなくて。
取り分けここでは衣織ちゃんが舞香ちゃんに想いを寄せている形の「同性愛」が挙がっていますが、世間の冷たい目と生きにくい世の中=暗い檻と比喩されています。
きあらちゃん本当になーたんのこと好きなんだろうなぁ・・・切ない。
美しい花になり
ショーウィンドウ 飾られるなら 咲かないで
Bメロは衣織ちゃんのソロからのいおなーたんのユニゾン。
衣織ちゃんの舞香ちゃんに対する独占欲が爆発するかのごとく、「私だけのものでいて」という本音がひしひし伝わってくる歌詞。
もういかりんぐ結婚しちまえよ。
教室のドアからひょっこ〇はんする舞香ちゃん見つけてこんな嬉しそうな顔して駆け寄る衣織ちゃん可愛すぎてNO いかりんぐ NO LIFEすぎる(?)
ショーウィンドウなんかに飾られて見せ物にされてしまったら、私だけの舞香じゃなくなっちゃう。そんなの嫌だ。、って。同性愛は世間的に「異性愛」に勝てないことを衣織ちゃんも分かってるんですねきっと。だから誰かに舞香ちゃんを奪われてしまうのが怖くてたまらない。
独占欲MAXドロドロの女野口衣織ちゃん最強よ。
そしてもう一つ物語の軸となるのがさなつん→みりにゃへの恋心。
さなつんのこの恋心がのちに生徒を巻きこんで物語を大きく動かしていきます。
慟哭 警報 聞こえないふりして
汚れていくのを 見てるだけ
慟哭とは「咽び泣くこと、号泣」という意味があります。衣織ちゃんの気持ちを知りながら舞香ちゃんに想いを寄せる瞳ちゃん。今この時点で「舞香は私のものにならない」という悲壮感を味わっている瞳ちゃんの慟哭と、「同性愛なんて善くない」「後戻りできるうちにやめろ」という警報。
フォロワーさんが教えてくださったのですが、このサビの振りは「警報」を表しているそうです。天井とかに設置するあの赤いハザードランプみたいな感じかな?
パズルのピースは ハマることなく
手探りするけど きっと 手遅れcaution
やっぱり同性愛は歪んでいる。だからパズルのピースがハマらないように、思った通りに結ばれない。
もしかしたらこの時点で舞香ちゃんは瞳ちゃんに気持ちが揺れ動いてるのかなぁとかも思ったりして。衣織ちゃんは舞香ちゃんだけを見ているけど、舞香ちゃんには瞳ちゃんの存在もチラついている。だからこそピースがハマらない。衣織ちゃんも瞳ちゃんも、舞香ちゃんの真意が掴めなくて焦っているのかな・・・
一番サビではここが気になったりして。さなつんがまるで自分のほうに引き寄せるように瞳ちゃんの腕を引いています。のちのちさなつんが何を企んでいるかが出てくるのですが、まるでさなつんが自分の闇側に瞳ちゃんを引き寄せているように見えたり。「友達の恋人に手を出すなんて」と自制していた瞳ちゃんのストッパーが外れる瞬間がここなのかな・・・? 最初の集合写真の立ち位置も、みりにゃとさなつんの間に瞳ちゃんがいるのも関係ありげかなって思ったりしました。
場面は変わって職員室。
なーたんは先生に想いを伝えます。ですが先生が選んだのはなーたんではなく・・・
さなつん、みりちゃと共に夜の街に消えていく先生。
きあらたん・・・(´;ω;`)ウゥゥ
先生はさなつん、みりにゃと合流し、のちにみりにゃと先生は2人で消えていきます。一見2人を応援してにこやかに送り出しているように見えるさなつんですが
彼女が連絡したのは生徒であるのん乃ちゃんと花菜ちゃん。さなつんは生徒2人にみりにゃたちを尾行させてパパラッチを依頼するのです。
んもーここの大場さん悪い顔しすぎ。すこ。
Ah 抱きしめて Uh キスしても
確かな答えは 出ないまま
濃い藍の 君の目が突き刺さる 怖くなるほど 愛おしい
そんなこんなで体を重ねても舞香ちゃんがどこを見ているのか分からないまま。
「監」には「枠の中に収める」の意味合いがあり、これに「艹」を合わせて「容器(枠)に入れて押しつぶし、染料の原料が採れる植物」を表すそうです。植物やそれに纏わる色彩に使われることが多い漢字ですが、この枠=異性愛がオーソドックスとされる現代社会という捉え方もできる気がして。同性愛が否定される世の中という枠に押し込められた私と貴女だけど、気持ちは止まらないし止められない。そんな自分が怖くもある。
一方で友達の恋人を好きになってしまった瞳ちゃんの「枠」は友達の恋人を奪ってはいけないという枠。ダメだとは分かっていても衣織ちゃんと同じく瞳ちゃんも、舞香ちゃんのことを想う気持ちが止められない。
ついでに衣織ちゃん付き合ってくれという心の声も止まらない。
瞳ちゃんから舞香氏を強奪し際に「舞香は渡さないから」的な(読唇術得意な方いらっしゃいましたら是非なんと言っているか教えてください←)ことを囁いてから一睨みしていくのたまんないなぁ・・・ドロッドロ。
2人が望んだ2人の世界は 誰かが泣いてる蝉時雨
真っ白シーツにゆらりとけこんで
世界を閉ざせば 見つめ合うたびにcaution
この曲で面白いのは1番と2番で「2人」が指す対象が変わることかなと思っています。1番と2番で形勢逆転するというか。最初舞香ちゃんの中に瞳ちゃんは居なくて、途中からなんですよね。瞳ちゃんがくい込んできてそもそもの2人=衣織舞香の関係を壊していく。
ここのサビで衣織ちゃんが舞香ちゃんを強引に屋上に連れていってキスしようとするシーンがありますが、ワンシーンでの出来事のはずなのに、最初は舞香ちゃんが衣織ちゃんにけしかけているような仕草をしているのが一変、向きが変わって衣織ちゃんが強引にキスしようとしているように見えるんです。なんか不思議だなぁと最初思ったのですが、ここのシーンで舞香ちゃんの中で圧倒的に瞳ちゃんの存在が大きくなっていることが顕になるのが、冒頭のカメラのシャッターが切られた瞬間裏と表がひっくり返った表現と掛けられているのかなと。向きが変わることで形勢がひっくり返った瞬間を表しているんじゃないかなって考えました。だからここでいう2人は舞香瞳のことを指していて、泣いている誰かは衣織ちゃんのこと。この後の大雨は蝉時雨というには強すぎるかもしれませんが、瞳ちゃんから舞香ちゃんを略奪された衣織ちゃんの悲しみと憎しみの涙ですよね。きっと。
真っ白なシーツってやっぱり「異性愛」の潔白さを表しているのかな・・・?
前述しましたが、キリスト教的に同性愛は穢れですからね。真っ白=異性愛が肯定される世界の片隅で、誰にも見られない片隅なら結ばれてもいいよねって。なんか虚しいなぁ・・・。
キスの後、後ろから追ってきていた瞳ちゃんが一部始終を目にしていたことを知り、我にかえる舞香ちゃん。衣織ちゃんを突き飛ばして走り去っていった瞳ちゃんを追いかけます。ここで舞香ちゃんに去られた衣織ちゃんの一瞬の表情がたまんなく切ないんだわ・・・涙出てくる毎回・・・。
朝が来てしまう前に 囚われた私達は
裸足のままで逃げる 2人
一方のパパラッチ組はみりにゃと先生のデートを尾行。
撮影した不倫現場をさなつんに送信します。そしてその写メは生徒たちのもとへ。
当然なーたんのもとへもその写メは届いてしまいます。最初の集合写真で、なーたんがみりにゃの隣にいることからも分かるように、なーたんはきっと先生としてみりにゃのことが好きだったんだと思います。だからこそその好きな先生に想い人を獲られて、余計に苦しいだろうなぁ・・・(´;ω;`)ウゥゥ
泣き崩れるなーたんの隣で心底心配している大天使きあらたん・・・頼む誰か早急にきあらたんを幸せにしてやってくれ・・・
いやぁ・・・まじでつんさん悪いお顔してるわ・・怖すぎるのですが・・・
中には時期がそもそも離任式ではなくて、教育実習生のお別れ会的なものだったという見方をしている方もいて、だからこそこのさなつんとみりにゃの関係は恋がどうこうというより女同士の蹴落とし合いという解釈もアリというお話もさせていただいていて。確かにその見方もアリだなぁと思ったりもしています。教育実習生っていう視点はなかった・・・!
ただ、さなつんがみりにゃのことが好きっていう視点も捨てきれないんですよね。
狂愛、というか、憎愛というか・・・好きな人に堕ちていって欲しい、その堕ちていく姿が快感だし最後朽ち果てた貴女は私だけのもの、みたいな歪んだ愛のカタチもあるだけに。まぁどっちにしてもすごい関係性なんですけど。
血が出てることにさえ気づかない
光 (なんて) 要らない (だから) 暗闇の中
ここの舞香ちゃんのソロがすごい良い・・・。「血が出ていることにさえ気づかない」って、瞳ちゃんのことも衣織ちゃんのことも好きな無垢な舞香ちゃんのことを指している気がして。衣織ちゃんのことも好きだから受け入れたし、でも瞳ちゃんのことも好きだから傷つけたくないし。そんな自分の所業が衣織ちゃんを狂わせている=血を流させていることに気づいていないんですよね舞香ちゃんは。
光なんて、ショーウインドーなんてなければ、ずっと誰にも見つからずに衣織ちゃんは舞香ちゃんと結ばれていることができたのに。でも瞳ちゃんが現れてしまった。
慟哭 警報 聞こえないふりして
汚れていくの見てるだけ
この落ちサビは圧巻の衣織ソロ。悲痛過ぎて毎回聴くたびに迫ってくるものがありすぎる・・・。舞香ちゃんのことを奪った瞳ちゃんに、「なんで?」「どうして?」という疑問と憎悪と悲しみがこらえきれずに爆発していて。
もう自分には舞香ちゃんを引き留めることはできない。瞳ちゃんに奪われて汚されていくのをただ見ていることしかできない・・・。ああああ衣織ィ(´;ω;`)ウゥゥ
私たぶんこれ生でパフォーマンス見るとき落ちサビで死ぬんだと思う。ここの部分で出棺して欲しい(?)
このまま2人で 堕ちるところまで
depend on you You complate me
きっと 手遅れcaution
愛は 手遅れcaution
あなたに依存して、一緒に朽ちていく。堕ちていく。
歌詞がすげぇ厨二だな。
こうして衣織ちゃんから舞香ちゃんを略奪して、瞳舞香が成立します。
蝉時雨のなか唇を重ねる2人。舞香ちゃんキスうまいな(超絶小声)
そんな2人を恨めしそうに見下ろす衣織ちゃん(´;ω;`)ウゥゥ
くそーーー今すぐにでも舞香フェイスになって衣織ちゃんを優しく抱きしry(出禁)
そして物語はガラスが割れる大きな音でクライマックスを迎えます。
大雨の中、なーたんが職員室に投げ込んだのは、みりにゃと先生の不倫現場を写した携帯。失恋と裏切りを一度に味わった女の子の精一杯の報復・・・
このMVを初めて見たとき、情報量が本当に多くて何から処理していけばいいのか正直全く分からなくて戸惑いました。主題すらつかめないし。
でも何より推しである野口衣織ちゃんがめちゃくちゃフォーカスされていて、ソロパートもたくさんあってとにかく見せ場が目白押しでそれだけで嬉しくて。
切ない表情とか、誰かを慈しむ表情とか、衣織ちゃんは本当に表現が多彩で、パフォーマンス中にいろんな顔を魅せてくれるのが魅力です。一瞬たりとも目を離したくなくなるパフォーマンスをします。17歳イコラブで見つかるまで、茨城にはとんでもない宝石が眠っていたんだなぁと思うと、彼女を発掘して大事に磨いて世に送り出してくれた指原Pには頭があがりません。
衣織ちゃんアイドル目指してくれて本当にありがとう(´;ω;`)ウゥゥ
少々脱線しましたが、そんな推しをはじめとする主要キャストのメンバーは今回のMV撮影にあたり表現に相当悩んだろうなと思います。なんせ前2作と路線が大幅に異なるわけですから。さなつんがしきりに「怖かった」と話していますが、怖かったと思います。ファンがどういう反応をするか。
結果予想を大きく裏切るだけではなく、ぶちあがっていたハードルを悠々と超えてきたイコラブちゃんは本当に未知数だし、目が離せないアイドルだなぁと改めて。
そしてこの3rdは社会的にもトレンドな要素が詰め込まれていて、何度見ても何度聞いても新しい発見がある曲なので、これからまだまだ聞きこみたい一曲です。
ここまで記事にしましたが、実際まだ腑に落ちないところは多いし、いろんな解釈ができると思うので。舞香様が瞳も衣織も愛してなくていろいろと手のひらで転がしてる感も否めないですしね(笑)
そしたら舞香様とんでもない黒幕感出てきますけど(笑)
早く生のパフォーマンスが見たいなぁ・・・定期公演が楽しみ!きっと衣織ちゃん、ぶっ倒れそうになるくらい全身全霊でパフォーマンスしてくれるんだろうなぁ・・・私も全身で感じ取らないとですね。
ということでしょうもなくとてつもなく長文駄文、最後までお付き合いいただきありがとうございます。いい暇つぶしにでもなれば幸いです(笑)時間がある時にまたメンバー個別のことも書きたいなぁなんて。需要ないと思いますけど←
終わり(*´ω`*)